昨年5月に地鎮祭を行った新中学棟も上棟祭を行うまでになりました。
ここでもう一度確認しておきたいと思います。
●地鎮祭(じちんさい)
家の建築工事が着工する前に行う儀式で、土地を守る神様にその土地を使用する許しを請い、工事の安全を祈願する儀式として昔から行われてきました。「家を建てる土地の四隅に青竹を立て、しめ縄で囲んで祭場をつくり、施主や工事関係者が参列して行います。
●上棟祭(じょうとうさい)
「上棟式」と呼ばれることが多いですが、正確には上棟祭といいます。ほかには、「棟上げ式(むねあげしき)」や「たてまえ」とも呼ばれることもあります。
木造住宅の場合、屋根の一番高い所に「棟木(むなぎ)」と呼ばれる横木がありますが、この棟木を取り付けが完了した際に、家の骨格ができたと考え、そこまでの工事の安全を工匠(こうしょう)の神々に感謝すると共に、職人さんたちへの労いの意味を込めて料理や酒を振舞います。
先週から雨予報ではありましたが、生徒諸君の日ごろの行いのお蔭を持ちまして、
晴れ間がのぞき、少し汗ばむような陽気となり、厳かで素晴らしい上棟祭を執り行うことが出来ました。
新校舎はこの後、内外装の工事が進み、来春3月には竣工式を迎えることが出来ます。
そして、4月からはまだ見ぬ新入生を含めて全員が新しい校舎で学習することになります。今から大変待ち遠しい気持ちでいっぱいです。
本日出席していただきました来賓やPYA役員の皆様、保護者の皆様どうもありがとうございました。
●竣工祭(しゅんこうさい)
竣工際は、「竣工式(しゅんこうしき)」や「落成式(らくせいしき)」とも呼ばれ、建物が無事に完成したことを神々に御礼と共に報告する祭事で、家の繁栄や家族の幸せをお祈りします。工事関係者や、お披露目をしたい親類縁者まで参加することもあります。住宅の場合にはほとんど行われることはありません。