2024年4月24日水曜日

朝礼

 本日は月に一度の全校朝礼の日です。

学級委員の任命を行いました。1学期間しっかりと頑張ってほしいと思います。



続いて、英検の表彰を行いました。受検者363名で合格者118名。内訳は、準28名・327名・459名・524名です。準2級は高校卒業程度となっていますので、中学2年生での取得は大変素晴らしいことです。浪速中学校・浪速高校では英語を学ぶ環境が充実していますので、ぜひ中学生で2級、高校卒業までに1級や準1級を目指してもらいたいと激励をしました。

さて、先日の始業式に宿題とさせていただいた「今年度の目標」ですが、欠席した生徒以外の全員が翌日に担任の先生に伝えてくれました。素晴らしいことです。これだけでも浪速中学校がいかにいい学校であるかがわかると思います。

全員の目標を読ませていただきましたが、ふざけているような生徒は一人もおらず非常にうれしく思っています。全員の目標を紹介したいところですが、時間の関係で各学年数名の目標を紹介させていただきました。

掲げた目標を達成できるよう頑張ってくれることと確信しています。

最後に、三浦知良選手に子供が問いかける場面で、三浦選手が「昨日までの自分を超えることさ」と答えている明治安田生命のCMを紹介しました。

2・3年生の皆さんには昨年お話ししましたが、新1年生にも知ってほしいと思いますのでもう一度お話します。

昨日の自分より今日の自分、去年の自分より今年の自分が優れていないのは明らかに努力不足です。他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥でも何でもない。比較するのは他人ではなく、過去の自分だと思ってください。過去の自分に打ち勝つように頑張ってください。そして、理想とする自分を思い描くこと。その自分に近づけるように努力することが大事です。そのことをしっかりと頭に入れて頑張ってください。

2024年4月8日月曜日

始業式

 学校内の桜が満開になる中、少し雨の心配がありましたが、滞りなく、春季例祭をお納め申し上げました。秋季例祭と並ぶ本校の重要行事であります。神社前に代表者を集め、他の生徒は教室からの参加となりました。コロナ以前は、神社前に全校生徒が参列しての例祭であったことが、今は遠い昔の話のように、少し寂しい感じがしますが、これもICTの先進校である本校ならではの素晴らしいものであります。




例祭後は学院長先生の講話を聞き、中高分かれての始業式となりました。

始業式では、教員紹介をしたのち、この春休みのクラブ活動の表彰を行いました。

多くのクラブで素晴らしい結果を出してくれてうれしい限りです。





卓球部:大阪市第三支部春季卓球大会 男子シングルス優勝

女子バスケットボール部:第27回大阪私立中学校総合体育大会 優秀選手賞

空手道部:令和5年度JOCジュニアオリンピックカップ文部科学大臣旗 未来くん杯

     中学1年生 男子個人組手の部 準優勝・第5位

     中学2年生 男子個人組手の部 優勝

ボクシング部:第3回全日本UJフレッシュボクシング大会

       男子42kg級 準優勝

弓道部:第12回大阪私立中学校弓道錬成大会

    男子団体優勝・男子個人優勝

    女子団体準優勝・女子個人優勝


テニス部:第12回全国選抜中学生テニス大会

     男子団体優勝

     女子団体第3

学校長式辞の中で、「令和6年度となった新しい年度が始まりましたので、学校生活や学習面に関しての目標を必ず今日立てるようにてください。」という話をしました。明日みんなの目標を教えてもらうのが今から楽しみです。

1年生は、明日外部施設の見学を兼ねた「オリエンテーション多聞」です。

2・3年生は明日からは通常授業となります。浪速生活を楽しく過ごしましょう。



2024年4月6日土曜日

登校2日目

本日は1年生だけの登校日でした。

まず1・2限目に、国語・数学の「宿題実力試験」を受験しました。

出来はどうだったでしょうか?

答案が返ってきたら、間違えた個所の復習をしっかりとおこなってください。

     そうすることで実力はグンと上がりますよ。 

次にネットトラブル防止教室をオンラインで受講しました。

しっかりと覚えておいてくださいね。

午後からは、クラブ紹介を2Fの西館第一ホールで受けました。気になるクラブがあればどんどん体験に行ってください。体験は5月11日までできますよ。




最後にクロームブックを受け取りました。設定を終わらせて使い始めましょうね。

今日は6限目の時間まで学校に居ましたから少し疲れたかもしれませんね。

いよいよ来週月曜日には、先輩たちも登校する始業式です。楽しみですね。今日と明日はゆっくりと休んでください。



2024年4月5日金曜日

入学式

 本日は浪速高等学校・浪速中学校の合同の入学式でした。

141名の新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。

今日から中学生としての浪速生活が始まります。

ワクワク、ドキドキといった楽しみでもあり不安でもある気持ちだと思います。

そして、その気持ちは、自分だけではなく、周りの友達も同じだと思います。勇気を出して話しかけてみましょう。きっと良いことが起こると思いますよ。








先生たちは君たちに一日でも早く浪速中学生として楽しい生活を送ってもらいたいと思っています。そのために浪速中学校のことを少し書いてみますので読んでくださいね。

まず、勉強面です。日々の授業を大切にしてください。わからないところは必ずその日のうちに質問などをして解決してください。決して後回しにしないこと。予習・復習をしっかりとしていれば学校での学習だけでも充分です。

次に特別活動です。すぐに思いつくのはクラブ活動だと思います。浪速中学校では他の学校にはないクラブも含めて多くのクラブがあります。入部率は80%を大きく超えています。ちょっと興味がわいたクラブがあれば体験に参加しましょう。GW明けまで体験入部ができます。クラブ活動でなくても生徒会活動や学校行事等で様々な活動ができます。それらにも積極的に参加してみませんか?特別活動で得られるものも大人になるには非常に大切なものです。中学校とは大人への第一歩を踏み出し、成長していく場所なのですから。

最後に生活面です。まず実行してもらいたいのは、その日に初めて会った人には必ず挨拶をしましょう。挨拶が出来る人が大人です。大人になりましょう。

また、SNSの不適切な使用によるトラブルが増えてきています。浪速中学校ではLINEのトークのみの許可になっていますが、それでもトラブルが多いです。送信ボタンを押す前に相手が違う意味にとらないかなとちょっと考えてみましょう。

以上、3つのことをまず実践してください。

最後になりましたが、保護者の皆様ご入学おめでとうございます。公立中学校、そして多くの私立中学校がある中で浪速中学校を選んでいただきありがとうございます。皆様の入学を心待ちにしておりました。浪速中学校では「全教員で全生徒を見る」を合言葉にしております。至らぬ点もあるかもしれませんので、保護者の皆様と協力してお子様の成長を見守っていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。


2024年3月6日水曜日

中学校 卒業式


第50回中学校卒業式










式辞

 冬の寒さが残りつつも、やわらかな陽射しが差し、春の訪れを感じる、この佳き日に、学校法人浪速学院 浪速中学校・第50回卒業式を挙行できますことは、卒業生はもとより、在校生、教職員にとりましても大きな慶びであります。

 まず、ご来賓として浪速高等学校・浪速中学校PTA会長 坂中真二様をはじめ、PTA役員の皆様にご臨席を賜り、生徒たちの門出に華を添えて戴きましたこと、壇上からではございますが、厚くお礼申し上げます。

保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。3年前、コロナの感染がまだまだ深刻であり、日常生活が大きく制限される中ではありましたが、期待と夢を持って本校にご入学していただきました

 中学生は、心も身体も大きく成長する多感な時期で、ご心配の種が尽きなかったのではないでしょうか。それだけに、本日、義務教育を無事に終え、立派に成長された姿を目の前にして、感慨もいかばかりかと拝察申し上げます。

 この3年間、教職員一丸となり、「生徒たちの安全、そして学びの保障」ということを第一に、教育活動に取り組んで参りましたが、至らない点も多々あったかと思います。どうかご容赦をお願い申し上げますと共に、本校にお寄せ戴きました、暖かいご支援、ご理解、ご協力に対し、心より感謝申し上げます。

 さて、133名の生徒の皆さん、卒業おめでとう。「中学校3年間」という大切な青春時代、その多くの時間を、コロナ禍によって翻弄された毎日でしたが、皆さんはそれらの日々を、努力と我慢によって乗り越え、今、卒業の瞬間を迎えています。

 かけがえのない仲間とともに、全力で駆け抜けた中学校生活でしたね。今、皆さんが手にしている卒業証書には、様々な思い出が刻み込まれていることと思います。

 クラブ活動では、勝利を目指し、チームの仲間とともに練習に打ち込んだこと。決して平坦な道ばかりではなく、躓いたり、悩んだりしたこともあったことと思いますが、その一つ一つが中学校時代の貴重な経験として、将来、生きてくることでしょう。

 3年生になってようやく今までの平穏な日常を取り戻すことが出来、クラスが一つにまとまっていく「合唱コンクール」や「浪速祭」、縄文杉や白谷雲水狭を目指す「屋久島修学旅行」といった「中学校生活のハイライト」とも言える行事がやっと実施できました。皆さんは友人との絆を深め、多くのことを学んでくれました。

 皆さんは、コロナ禍の日々を過ごす中で、「何気ない普通」ということが、どれほど尊いものであったかに、気が付いたのではないでしょうか。

  浪速中学校は、神社神道を建学の礎として、大正12年に開校された「旧制浪速中学校」をその前身として歴史を刻んできました。そして今年度開校100周年を迎えました。君たちはその節目の年に本校に在籍し卒業を迎えました。ご両親をはじめ、お世話になった多くの方々への感謝の気持ちを持つことが、浪速の伝統を引き継ぐことにつながります。

そして皆さんが歩み出す新しい100年は、変化の激しい世紀になることは間違いありません。しかしそのような時代だからこそ、人間にしかできないこと、「人を尊敬すること」「人を思いやること」「感謝の心を持つこと」など、道徳の授業を始めとして、浪速中学校で学んだ人間としての魅力を磨いていってください。 

このことは、木村理事長・学院長先生が、一斉参拝などの講話で述べられている「今を一生懸命に生きる」「今日という日を大切に生きる」という神社神道の教えに通じることでもあります。  人生が終わった後の安寧を願うのではなく、今まさに生きているこの一瞬一瞬を必死になって生きることで充実した素晴らしい人生を送れると思っています。それができてこそ、その後の安寧がもたらされるものであると私は考えます。このことをしっかりと自覚し、高校に進み、また今後の人生をしっかりと生き抜いていただきたいと思います。

 最後に、朝礼でも話をしたことですが、もう一度伝えたいと思います。それは「過去の自分を乗り越える」ということです。

 自分の一番のライバルは昨日の自分であって、決して他人ではありません。昨日の自分に打ち勝つように日々努力してもらいたいと思います。長期的な目標としては、「こうなりたい自分」をイメージしてその自分に近づき、その自分を乗り越えられるように努力してもらいたい。

 そのためには何をすればいいのかをしっかりと考え、理想とする自分を見つけてください。しっかりとした基礎学力も必要です。皆さんが、これから、何か物事を判断したり、選んだりしなければならない時、中学校そして高等学校で学ぶ全てのことがらが、その判断・選択の基準として生きてきます。

  中学・高校で身につけた基礎学力が、皆さんの「人生を作る」財産になります。毎日の努力の積み重ねが、「将来の皆さん」を形作っていくのです。一生懸命取り組んでください。

 名残は尽きませんが、いよいよお別れの時です。3年間、皆さんと思い出を共有できたこと、とても嬉しく思います。

 もし、高校に進学して、何か困った時、相談相手が必要な時は、遠慮なく、皆さんの母校・浪速中学校を訪ねてください。

 皆さんの輝かしい未来に夢を託し、式辞といたします。




2024年1月9日火曜日

新春拝賀始業式

 あけましておめでとうございます。

本日から生徒諸君も登校し、第3学期が始まりました。




浪速学院では、第3学期の始業式は「新春拝賀始業式」として執り行います。

雅楽部の生徒と神楽部の生徒の協力の元、厳かな雰囲気の中で実施されました。これも浪速ならではのもので、貴重な体験となります。

理事長学院長先生の講話の後、中高で分かれて始業式が行われました。

私からは、11日に起こった石川県の地震に触れ、防災意識を高めることなどを話しました。また、第2学期の終業式で「1年の計は元旦にあり」という話をし、本日その「1年の計」を教えてもらうことを再確認しました。最後に、第3学期は1年間の集大成の学期であると共に、新年度への準備の学期でもあるので、その心構えで過ごしてほしいという話をしました。



始業式の後は、恒例の「新春百人一首かるた大会」を行いました。学年入り混じっての真剣勝負です。みんな真剣にしていましたが、非常に楽しそうでした。微笑ましいかるた大会となりました。

今日からの第3学期もきっと楽しく有意義に過ごしてくれるはずです。