2022年3月19日土曜日

令和3年度 修了式

  今日は令和3年度の総まとめ、締めくくりである修了式です。一日の価値はどの日も同じですが、本日のような「けじめの日」は、普段よりも意識して大切にして欲しい日。皆さんそれぞれが、この一年を振り返るきっかけとして欲しいと思います。

生徒会長、自治会長と共に参拝。

代表生徒、神社前に整列。

 先ほど、今年度の成績優等賞、皆勤賞・精勤賞、英検合格者、すららカップさらにテニス部、弓道部の活躍を表彰しました。今年度、学習面、生活面、課外活動などで成果をあげた生徒は努力の賜です。立派なことだと思います。来年度もまた新たな目標に向け、努力を続けてください。

 望んでいたような結果が残せなかった生徒は「済んだことは仕方ない」としてそのままにしておくのはいかがなものでしょうか。原因を考えなければなりません。「負けに不思議の負けなし」という言葉を何度となく皆さんに伝えてきましたが、これはスポーツのような競技や勝負ごとに関してだけではありません。どんな失敗にも原因・理由があって、そこから学ぶことが大切、という意味の言葉です。結果が残せなかった原因を考え、成長に結びつけなさい、という教えです。

理事長・学院長先生の講話に耳を傾ける生徒たち

教室より遥拝

 ただ、残念ながら原因・理由が分かっただけでは変化は起こりません。皆さんの『心』が変わらなければ成長への変化は起こりません。こんな名言があります。

  • 心が変われば行動が変わる。
  • 行動が変われば習慣が変わる。
  • 習慣が変われば人格が変わる。
  • 人格が変われば運命が変わる。
  • 運命が変われば人生が変わる。

 失敗から何かを学び、そして心がけを変えれば人生までも変えることができる、ということです。

中学校の修了式は体育館で実施

 さて、先日12日土曜日には卒業式を実施しました。1,2年生の皆さんには、卒業証書を受け取る3年生の凜凜しい姿を見て、1年後、2年後の自分と重ね合わせて欲しかったのですが、感染予防のため全員の参列は控え、在校生代表として生徒会長に参列してもらい、送辞を述べてもらいました。心のこもった送辞で感動的でした。

すららカップ「学校部門」全国第1位

 この一年間、生活指導上で注意や厳しい指導を受けた生徒が何人かいます。明日から春休みですが、ダメなものはダメなのは長期休暇中も同じ。一時のノリや集団心理で、普段は見えている「越えてはいけない一線」が見えなくなってしまわないように。

今年1年間の汚れも取れ教室はピカピカです。

 今年度もコロナ禍の一年で、クラスメートが全員揃うということがほとんど無かったですね。まん延防止等重点措置もようやく解除される見通しですが、引き続き感染予防を心がけ、4月7日の始業式では、新1年生も含め全校生徒そろって元気な笑顔を見せてくれることを願います。

大掃除後はロッカー移動。3年生は2階へ。


2022年3月10日木曜日

生徒生活指導部長先生の講話

   高校入学が間近に迫った3年生を対象に、高校・生徒生活指導部長先生より、高校生活を楽しく安心して送るための心構えや諸注意を講話していただきました。ネットトラブルの具体例やそれらを回避する方法、また厳しい処分を受けた事案を紹介していただき、さらには集団心理がいじめに発展する怖さをアニメを用いて説明していただきました。生徒たちは、自分たちの身近で起こる可能性のある内容だけに、真剣に聴き入っていました。

 1.中学生と高校生の違い

  ●義務教育

   「大人は子どもに教育を受けさせなければならない」義務。

    高校は義務ではない。自己責任。

    中学生は「注意」、高校生は「指導(処分)」、大人は「刑罰」

2.高校の生徒生活指導

  ●生徒生活指導の存在理由

   一人でも多くの浪高生に、無事に高校生活を送ってもらうため。

   叱るため、指導・処分するためにあるのではない。

  ●浪高生20の約束

  ●喫煙・イジメ・ネットトラブル

  ●具体的なケース

   ネットトラブル:インスタのストーリーは恐ろしい玩具。

3.なにわのわ わになれなにわ

  ●わ

   集団心理の恐ろしさ

   内部生で、浪高生で団結してほしい…

   しかし団結はマイノリティを排除することではない。

   「和」「輪」「環」つまり「人間関係」

   逃げるごまかす嘘をつく…ダメ

  ●謝ることの大切さ

   法律違反でない限り、ほとんどのトラブルは回避できる。

 義務教育を修了し高校へ進学するのは、保護者様の思いと自らの意思(意志)。やらされている(義務)のではありません。また、法律が改正され、今年の4月1日より、成年年齢が18歳に引き上げられます。3年生の皆さんは、高校在学中に全員成年となります。自己責任が付いて回ることも忘れてはいけません。

 ルールを守り、充実した高校生活を送り、その先に描いている自分の「夢」に向かって一歩一歩着実に進んでいってください。


2022年3月3日木曜日

修学旅行 結団式

  今年度の中学3年生修学旅行は「鹿児島・屋久島方面、10月1日出発」で実施する予定でしたが、第5波の緊急事態宣言が延長されたことにより、行き先も変更した上で3月に延期し準備を進めておりました。

 学年末試験の直後、卒業式の直前という慌ただしい日程の中での出発となりますが、本日、予定通り結団式、そして明日の出発を迎えることができ、ほっとしています。コロナ感染状況によっては「大事を取って中止に」という事態も考えられましたが、中学校時代の貴重な思い出となる修学旅行を何としても実施してやりたい、という先生方の熱意と保護者の皆様のご理解ご協力でここまで来ることができました。

 「縄文杉を見せてやりたかった」という思いはありますが、今回の修学旅行も、広島での平和学習、厳島神社・出雲大社参拝、萩市内 明治維新自主研修など中身の濃い行程となっており、きっと得るものが多くあると思います。

 「経験が人を作る」という言葉があります。修学旅行の後、皆さんに何が残っているかが大切です。この旅行が皆さんの成長のきっかけになることを願います。

 最後に注意点を二つ。

  1. 旅行中も絶対に感染予防を徹底すること。「旅行中だからいいだろう」はありません。
  2. 常に集団行動を心がけること。勝手な行動は慎むこと。

 助け合い、協力し合って4日間を過ごし、元気いっぱいの笑顔で登校してください。

◆旅行中は【修学旅行ブログ】をご覧ください◆