2021年8月31日火曜日

宿題実力試験

  昨日と本日の2日間、全学年とも「宿題実力試験」を実施しました。5教科にわたる試験でありまた短縮授業期間であることから2日間実施としました。

 この試験の結果は、3年生の高校内部進学や1,2年生の来年度のクラス分けなどの成績資料として使用します。定期試験とはやや意味合いが違いますので一定の割合で実力問題も出題しています。


 生徒の皆さんにはいつも言っていることですが、試験の受けっ放しはいけません。宿題の箇所は出来ていても実力問題が取れていないということは応用力に欠けるということ。しっかり復習するようにしましょう。2学期は中間試験がありませんので期末試験の範囲が非常に広くなります。すぐに復習する癖をつけないと、苦手分野だらけになってしまいます。

 5日前に始業式を終えましたが、夏休み気分の抜けない生徒も多かったと思います。この2日間の試験で “目が覚めた” のではないでしょうか。明日から9月。平常時間割での授業がスタートします。緊急事態宣言中ではありますが、気持ち新たに、楽しい学校生活を送ってください。

 9月上旬は試験が続きます。日程を確認しておきましょう。

  • 3日(金)漢字検定(全員)
  • 4日(土)学力推移調査(全学年Ⅰ類)
  • 10日(金)五ツ木模擬試験(1,2年生全員)


2021年8月26日木曜日

2学期スタート

  コロナの感染拡大が深刻な状況になっています。東京では連日5,000人近くの新たな感染者が発生し、大阪でも昨日は過去最多の2,808人の感染者が出ています。「デルタ株」という感染力の非常に強いウィルスが猛威を振るっているようです。また感染者の割合が、皆さんのような中高生も含め若い世代に大きく広がっています。明らかに今までとは違う感染力の強さが指摘されています。

 幸い、本校ではクラスターは発生していませんが、吉村大阪府知事も、今のところ全国一斉の休校措置は実施しないとしても、感染の拡大状況によっては、各学校単位だけでなく、大阪府全域での休校の可能性はあると言われています。ただ、万一そのような事態になったとしても、本校では「オンライン授業」の環境が完璧に整っており、いつでも開始できます。皆さんの大切な学習が止まってしまうことはありませんので安心してください。とにかく、毎日の生活において、各自の感染予防レベルを最高段階に引き上げ、例えば、発熱などの風邪症状があれば登校しない、といった自分の命と家族、友人、大切な人を守る行動を心がけてください。クラブ活動については「本日より原則休止」という要請が大阪府教育庁私学課より出されました。大会を間近に控えているクラブもあると思いますが、勝手に判断せず、顧問の先生の指示に従ってください。



 さて、本日より2学期がスタートします。節目の日として意識してほしいと思います。夏休み中、事故などの報告もなく、本日リモートではありますが、こうして皆さんと顔を合わせることができたのは何よりも嬉しいことです。

 夏休みはどのように過ごしましたか。1学期終業式では次のような話をしました。通知表をじっくり眺め、良くなかった所の理由と、どうしたら改善できるかを考え、それを実行に移しなさいと。どうでしたか。故野村克也監督の「負けに不思議の負けなし(失敗には必ず理由がある)」という言葉を紹介したことも思い出してください。1学期の失敗から何かを学び今日から始まる2学期に生かしてほしいと思います。


 3年生の皆さん、いよいよ高校進学を自分自身のこととして正面から捉える時がやってきました。覚悟を決める時です。皆さんは「今を一生懸命生きる」という神道の教えを何度となく聞いてきたと思います。今あるのは過去の一生懸命の積み重ね。言い換えると、皆さんの未来は今の一瞬一瞬の積み重ねの先にあります。これから半年間の積み重ねが高校生活で絶対に生きてきます。

 1,2年生の皆さん、宿題はきちんと終えていますか。クラブによっては3年生が引退し、1,2年生が中心になっているところもあるかと思います。勉強やクラブはもちろん、学校行事でも今まで以上に存在感を示してほしいと思います。


 まだまだ残暑は厳しく、コロナだけでなく熱中症にも十分注意してください。健康に気を付け、具体的な目標を持ち、それに向かって日々努力を続けてください。2学期が皆さんにとって充実した期間となることを期待しています。


2021年8月6日金曜日

道徳教育 教員研修会

  中学校教員を対象とした、道徳教育の研修会を実施しました。本校では約10年前より道徳教育の推進委員会を設け研修を積んでまいりました。武蔵野大学の貝塚茂樹教授、金沢工業大学の白木みどり教授、皇學館大学の渡邊毅教授など道徳教育(教育学)をご専門とされる著名な先生方をお招きし、研究授業も実施しております。

 年々指導技術は向上し、道徳教育の全国大会にて研究発表を行ったり、また教科書の編集委員に名を連ねる教員も出てまいりました。しかしながら、学校は教員の入れ替わりがつきもので、大学新卒の教員も入ってまいりましたし、ベテランではあっても道徳の授業経験の無い教員もおります。



 今まで積み上げてきた本校の道徳教育を、新しい教員団とともに更に深化、発展させることが重要と考え研修会を実施しました。講師は道徳教育推進教師でもある本校のM先生にお願いしました。


 道徳の授業は基本的には担任が担当しますが、学習指導要領にも謳われているように「学校の教育活動全体を通して行うもの」であり、全教員が“担当”教員という意識を持たなければなりません。

 1時間余りの研修でしたが理論だけでなく授業動画も交え発問の仕方など実践で役立つ中身の濃いものとなりました。

 印象に残った言葉

  • 「あこがれの授業を持つ」
  • 「道徳は全ての生徒に『花まる』を付けられる教科です」


2021年8月1日日曜日

第4回クラブ体験

   本日は第4回目のクラブ体験。中学校は今回が最終回で担当は吹奏楽部です。他の文化部と同様、中・高合同で活動しており、部員数100名超の大所帯ですが、大多数は高校生部員ですので本日も高校生が応援に加わってくれました。

 ここで、嬉しいニュースをご紹介します。

 7月30日に開催された「吹奏楽コンクール中地区大会・高校A組」にて本校吹奏楽部は金賞を受賞し、地区代表校として8月13日に開催される大阪府大会に出場することが決まりました。金賞は9年連続、地区代表は2年連続です。中高合同の吹奏楽部は高校生の部に出場するのがルールで、中学生部員にとってはメンバーに選ばれるのは厳しいですが、毎日高校生と一緒に練習していますので中学生たちのレベルは高く、今まで多くの中学生がメンバーに選抜されています。

 本日は、感染予防の観点から、マスク着用のままで参加できるパーカッションを体験していただきました。約1時間余りの体験時間でしたが、最後は本校部員たちとの合奏を楽しんでいただきました。

 中学校のクラブ体験は公式には終了ですが、「練習を見学してみたい」「体験してみたい」「説明を聞きたい」といったご希望がありましたら個別に対応させていただきます。ご遠慮なくお問い合わせください。