中学生ビブリオバトル 校内予選を開催いたしました。“ビブリオ” とは書物を意味するラテン語由来の言葉で、参加者(バトラー)は、自分が薦めたい1冊の本を5分間の持ち時間で紹介し、最後に参加者全員と観客全員で「紹介を聞いてどの本を一番読みたくなったか」を投票し “チャンプ(優勝)本” を決定します。
各参加者の発表を聞いて、自分が知らなかった本と出会うことが出来る知的で楽しい書評ゲームです。
スライド(パワーポイント)やレジュメなどは使用禁止で、身振り手振りを交え、自分の言葉だけでバトルしますので、話の組み立てや、イントネーションなど表現力と説得力が勝負を分けるポイントになってきます。
昨年に続き2年目の開催で、今年は1年生2名、2年生1名、3年生1名の計4名がエントリーしてくれました。4名の推薦本は以下の作品です。
- 『自分の中に毒を持て』
- 『夜に駆けるYOASOBI小説集』
- 『転生したらスライムだった件1』
- 『死にたがりの君に贈る物語』
どの本もすぐに読んでみたくなるほど優劣つけ難い激戦でしたが、投票の結果、『自分の中に毒を持て(岡本太郎著)』が優勝しました。
今年度のチャンプ本となった『自分の中に毒を持て』は12月25日に開催されるビブリオバトル大阪府大会に出場します。全国大会目指して、更に表現力に磨きをかけてください。
最後になりましたが、ご指導頂きました中・高国語科の先生方をはじめ多くの先生方、ありがとうございました。