2022年6月18日土曜日

“オープンスクール・授業体験” を開催しました。

  本日、令和5年度入試に向けての “オープンスクール・授業体験” を開催いたしました。当初の募集定員を大きく上回る、熱心な5,6年生の皆さんにご参加いただき、楽しい1日を過ごしていただきました。

 「英会話」「社会」「数学」が人気で、多数のお申し込みがありましたが、やはり一番人気は今年も「理科実験」。実験のタイトル『科学の不思議』にワクワク感があり、タイトルで勝負ありでした。

レゴの宅配便

アクティビティを通して楽しく英語を学ぼう

ギター体験

 今回は保護者の皆様にも授業体験の様子を十分ご覧いただけるよう、また密集を避ける意味もあり、入試説明会については各教室へのリモート中継といたしました。実際の授業や学校行事でも使用するシステムですので、本校の優れたICT教育環境の一端をご覧いただけたかと思います。

立体について学ぼう

書写

科学の不思議

地理を学ぼう! 大阪PR隊

浪速の道徳を体験しよう

 本日は時間の関係で、学校説明はポイントを絞ってお話しいたしましたが、皆様にお伝えしたいことがまだまだたくさんございます。9月以降、プレテストを始め多くの入試関連行事を予定しております。ぜひ二度三度とご参加いただき、本校の教育環境、教育内容そして面倒見の良さを実感していただければ幸いです。

在校生のプレゼンは今年も大好評!

〈1学期の入試関連行事〉

 7月16日(土)14:00 ~ オープンスクール・クラブ体験


2022年6月16日木曜日

6月の中学校朝礼

   中学1年生の入部もほぼ確定し、どのクラブにも「新戦力」が加わりました。放課後、グラウンドや体育館、武道館などで元気にそして楽しそうに練習している姿を見ると、とてもほほえましく感じます。

 全校生徒の入部率は82%、1年生の入部率は81%で、ほぼ例年並みですが、中1男子77%に対し、女子88%と男女で大きな差が出ました。部員数の1位は空手道部の41名、2位以下にテニス部39名、弓道部28名、4位に文化部のパソコン部26名と続きます。さて、部員数に順位を付けて発表しましたが、部員数は多ければ多いほど良い、という訳ではありません。部員数名でもコツコツと活動しているクラブもあります。自分たちの活動に誇りを持って続けてほしいと思います。

 さて、ここで注意してほしいのは、上級生は1年生を1日も早く主力にという思いから、無理な練習を強制しないようにしてください。3か月前はまだ小学生だったのです。自分たちとは体力が違うということを忘れないように。先月、大阪市内の女子校で多くの生徒が熱中症で救急搬送されるということがありましたが、特に時期的に熱中症には要注意です。人との距離が十分に取れない時は、マスクを着けるべきですが、気温や湿度など状況によっては、マスクを外し熱中症予防への対応を優先する場合もあります。

 もう一つ注意してほしいことは「勉強との両立」です。文武両立を成し遂げているいる生徒は、タイムマネジメント(時間管理)能力、つまり優先順位をつける力に長けています。3年生最後の大会前はクラブに集中する、引退したら受験勉強に集中する。普段は少ない勉強時間を有効に使い、試験前は徹底的に勉強に専念する。このように、切り替える力と集中する力が必要です。時間管理がきちんとできるようになれば、クラブ活動と勉強という一見相反する活動が、逆に相乗効果を生み皆さんの成長につながるのです。よいリズム、よい循環に乗ることが大切です。

 さて、明後日18日(土)午後2時より、令和5年度入試に向けての“オープンスクール(授業体験)”を実施しますが、40名以上の在校生がスタッフ(補助員)としてお手伝いしてくれるとのこと。いつも学校行事に協力してくれてありがとう。優しい笑顔で丁寧に対応してあげてください。皆さんの頑張りを頼りにしています。


2022年6月3日金曜日

教育実習スタート

  1日より今年度の教育実習がスタートしています。今年は15名の卒業生が2週間又は3週間の実習を “履修” します。多忙なイメージが広がりすぎたことも一因でしょうか、教員志望者が減少し、「教育現場は先生のなり手不足に頭を痛めている」という報道もありましたが、実習生の人数はともあれ、卒業生が教師という職業を志してくれるのはうれしいことです。

 教育実習は教員免許を取得するための必修科目で、実際の教育現場を観察し、また参加することで経験を積み、更に授業実習という実践を通して、将来教員になる上での「知識、技能、態度、心構え」などについて考えるとともに、自分の課題を発見する機会となります。

 実習中はベテランの指導教官が付きますが、甘えは許されません。特に期間後半の授業実習は、実際に教壇に立つわけですから責任は重いです。実習生の言動が生徒に大きな影響を与えることもあり、ひとりの教師・ひとりの社会人のつもりで実習にあたってください。万一、大学卒業後の進路が教職ではなかったとしても、この経験はきっとどこかで役に立つはずです。

教育実習開講式

 さて、15名の実習生の中に浪速中学校の卒業生が2名おります。同志社女子大学のKさんと奈良教育大学のS君です。二人は在学中から学業優秀で、中学校時代にニュージーランド語学研修にも参加しました。たまたま私が引率しましたので頑張っていた姿が懐かしく思い出されます。

 さて、二人の共通点はもうひとつあり、ふたりとも芸術科の教員免許取得を目指しているということです。二人は中学時代から芸術系のクラブ活動に打ち込んでおり、作品・演奏が非常に素晴らしく、しばしば表彰されていました。当時からコツコツ打ち込んできたことが実を結びつつあり、すばらしいです。また聞くところによると、さらなる高みを目指して努力を続けておられるとのこと、向上心旺盛なところは変わっていません。

職員室にて実習生紹介

 15名の実習生の皆さん。この3週間が、皆さんにとって充実したものになることを期待しています。予想外の展開に、右往左往することもあるかもしれませんが、それも貴重な体験です。頑張ってください。


2022年6月1日水曜日

6月スタート

  修学旅行のため、実施時期を1週間ずらしていた中学3年生の中間テストも明日で終了し、中学校全体の足並みがようやく揃うことになります。6月は特に大きな学校行事も無く、腰をすえて学習そしてクラブ活動に励んでほしいと思います。

3年生の中間試験も明日で終了

 さて、子どもでも大人でも、人をやる気にさせる一番の方法は何でしょうか?アメリカの半導体メーカー・インテル社での実験結果ですが、休日明けの出勤1日目(例:月曜日)の生産性を上げるために、社員に対し「現金」「ピザチケット」「上司のほめ言葉」「何もなし」という4種類の “ボーナス” を出すことに。

 結果はどうだったか。「何もなし」は予想通り成果ゼロでしたが、残り3つはすべて成果が上がったといいます。そしてこの実験で驚かされるのは、“ボーナス” の出ない出勤2日目(例:火曜日)の成果。1日目に「現金」をもらった人たちは生産性が15%もダウンし、「ピザチケット」グループも5%ダウンしました。ところが何と1日目に「上司のほめ言葉」をもらったグループは逆に生産性が5%も増えたというのです。

 現金は損得のみの判断になりますが、ピザや上司のほめ言葉では「好意」など「情緒的な価値」が生まれ、モチベーションアップにつながるらしいのです。

 以前朝礼で「人が行動する4つの動機 ①恐怖 ②利益 ③名誉 ④好奇心」で、番号の順にやる気が長続きする。という話をしましたが、今回のケースでは現金やピザが②番で、上司のほめ言葉は③番なのですね。

 先生方、生徒たちをよく見てほめてやってください。日頃ほめることを心掛けておられる先生方は、もっともっとほめてやってください。「平常点アップ」よりも「いつもよりよくがんばったね」の一言が生徒たちのやる気につながるかもしれませんよ。少しの進歩でも、生徒たちと共に喜べる教師としての感性を持ってほしいです。

6月一斉参拝、生徒会会長・自治会会長

6月一斉参拝、代表生徒たち

  さて、明後日の午後は英語検定を実施します。今年度より1年生は6月より全員受検。2・3年生は希望者受検ですが、約40%の生徒が受検します。また、20人程度の生徒が、準2級・2級に挑戦します。なお、今回受検しない生徒たちは次回の受検に備え、英検対策AI教材での学習とします。中学校卒業までに「3級以上合格」を全員の目標として頑張っていきましょう。

【6月の主な行事】

  •  3日(金)英語検定
  •  4日(土)PTA総会
  • 10日(金)2,3年生実力テスト
  • 11日(土)全学年家庭学習
  • 14日(火)2,3年生健康診断(1年生家庭学習)
  • 17日(金)漢字検定(希望者のみ)