2022年2月3日木曜日

節分、そして立春

  急速なオミクロン株の感染拡大が続いています。大阪でも連日新規感染者数が1万人を超えています。本校では今のところ学級閉鎖には至っておりませんが、感染不安のため登校を控えているケースや活動(登校)を停止しているクラブ活動もあり、教育活動に大きな影響が出ています。教材の配信・郵送、オンライン授業の活用など、学びの保障の観点からできる限りの対策は実施しておりますが、収束の気配が見えない状況に不安が募ります。

生徒会役員による「朝の挨拶運動」

 先月末より、まん延防止等重点措置の対象地域となっていることもあり、生徒たち各自が不要不急の外出を控え、基本的な感染対策を再徹底するよう指導してきたつもりでしたが、ここに来て、一部生徒の「ガードの甘さ」が報告されてきました。仲の良い数人で「友人宅に泊まり込む」「繁華街でショッピング」「カラオケで熱唱」等々。このような行動自体が悪いというのではありません。今しばらくは警戒レベルをできるだけ上げ、慎重な行動を取ってほしいと訴えているのです。

 中学入試のため休校日もありましたが、それらは「家庭学習日」としていたはずです。来週も高校入試の関係で授業の無い日が数日続きます。油断せず気を引き締めて毎日を過ごしてほしいと思います。


手指消毒も手伝ってくれています。

 さて、今日は冬と春を分ける節分で、明日は早くも立春を迎えます。「立春寒波」という言葉があるように、まだまだ冷え込みは続きそうですが、春の始まりを意味する二十四節気で、庭先などには春らしい黄色い花が目につくようになってきます。春に黄色い花が多いのは、受粉のため蜂や蝶などの昆虫が集まりやすいからと言われます。人が集う行事はことごとく中止となり、豆まきができないなど日本の風物詩にも影響を与えるコロナ禍ではありますが、生徒たちには季節の巡りを少しでも感じ取る心のゆとりを持ってほしいと思います。


最後の1分まで勉強。みんな真剣です。

 本日、1,2年生は外部模擬試験を受験しました。新学年を前に、現在の実力を客観的にとらえ、弱点克服など今後の学習に生かしてください。