2022年2月17日木曜日

2月の中学校朝礼

  まず始めに、毎朝「挨拶運動」をしてくれている生徒会役員の皆さんにお礼を言いたいと思います。皆さんのお蔭で、生徒も先生方も、とても気持ちのよい朝が迎えられています。いつも本当にありがとう。

 さて、20日が期限の「まん延防止等重点措置」が延長される見通しです。専門家の見解では、全国の感染者数がピークを越えたとのことで、措置の解除を検討し始める自治体もあるようですが、大阪は病床使用率も高く、重症病床の使用率次第では緊急事態宣言もあり得る状況です。引き続き今まで以上に感染予防を徹底してください。また、現在療養中の生徒、教職員、ご家族の皆さんの一日も早い回復をお祈りいたします。


3年生の皆さん

 コロナ対応の追試験を残していますが、ほぼ私立高校入試が終了し、浪速高校での内部進学入学コースが確定しました。しばらくは勉強から解放されたいところかもしれませんが、来週月曜日から学年末試験が始まります。中学校での最後の定期試験であり、この1年間の締めくくりですので、気を抜かずに学習を続けてください。

 併願の中学生たちは、公立高校の受験に向けあと1ヵ月猛勉強を続けます。高校入学時に併願生徒がリードするのは、この入学前1ヵ月の学習量の差が原因と言われます。そうならないためにも、学年末試験が終わったら配付される「新高1用の春休み課題」にも真剣に取り組みましょう。

2年生の皆さん

 早いもので、来年の今頃は皆さんが高校受験生なのですね。自分の進路・自分の将来について真剣に考える時期です。

1年生の皆さん

 中学校は大人になる学校、という話をしましたが、この1年間でどのくらい成長したでしょうか。4月からは先輩と呼ばれます。クラブや学校行事でもその中核として後輩を指導する場面が出てきます。1年生という甘えは捨てましょう。


 全校生徒の皆さん、感染対策の自粛期間が余りにも長く、ストレスを感じることも多いと思います。体調が悪い時もあるでしょう。まもなく始まる学年末試験は科目数も多く、試験勉強も大変だと思います。しかしこんな言葉があります。

 『チャンスはピンチの顔をしてやって来る』

 自分が今苦しい立場にある、と思った時、「実はそれは大きなチャンスが来ている」「苦手を克服するチャンス」「一皮も二皮もむけるチャンス」と考えるようにしましょう。ピンチは試練。今よりも良くなるためのチャンスをもらっているのです。

 さあ皆さん、挑戦するか、逃げるか、それは皆さん次第です。