2021年3月11日木曜日

雅楽鑑賞会

 本日は中学1,2年生を対象として「雅楽鑑賞会」を実施しました。

 学習指導要領では、第1学年の音楽の授業は、年間45時間と定められており、また3年間を通して、1種類以上の和楽器に触れることが求められています。時間数に関しては、本校のカリキュラムでは週1時間授業(年間35時間)のため、不足する時間数を補う必要があります。

 例年、合唱コンクール指導や和楽器の龍笛実習などで補っておりましたが、今年度はコロナ感染症防止のため、文科省の指導により、授業でリコーダーなど龍笛も含めた「管楽器」を扱うことができませんので、雅楽鑑賞会という形となりました。



 本校雅楽部の外部講師でおられる岩佐堅志先生が代表を務められている雅楽演奏団体『博雅会』の方々にお越しいただき披露していただきました。

 最後に、生徒代表がお礼の言葉を述べ、演奏の素晴らしさだけでなく、笙(しょう)や篳篥(ひちりき)奏者の「肺活量の豊かさに驚きました」という感想がありました。


 本校には雅楽部があり、学校行事で演奏することも多く、生徒たちは日常的に雅楽に触れる機会も少なくは無いのですが、本日は専門の演奏家の方々の演奏を間近で聴く貴重な機会であり、どの生徒も悠久の歴史を持つ日本を代表する伝統音楽の調べに聴き入っておりました。