高校入学が間近に迫った3年生を対象に、高校・生徒生活指導部長先生より、高校生活を楽しく安心して送るための心構えや諸注意を講話していただきました。ネットトラブルの具体例やそれらを回避する方法、また厳しい処分を受けた事案を紹介していただき、さらには集団心理がいじめに発展する怖さをアニメを用いて説明していただきました。生徒たちは、自分たちの身近で起こる可能性のある内容だけに、真剣に聴き入っていました。
1.中学生と高校生の違い
●義務教育
「大人は子どもに教育を受けさせなければならない」義務。
高校は義務ではない。自己責任。
中学生は「注意」、高校生は「指導(処分)」、大人は「刑罰」
2.高校の生徒生活指導
●生徒生活指導の存在理由
一人でも多くの浪高生に、無事に高校生活を送ってもらうため。
叱るため、指導・処分するためにあるのではない。
●浪高生20の約束
●喫煙・イジメ・ネットトラブル
●具体的なケース
ネットトラブル:インスタのストーリーは恐ろしい玩具。
3.なにわのわ わになれなにわ
●わ
集団心理の恐ろしさ
内部生で、浪高生で団結してほしい…
しかし団結はマイノリティを排除することではない。
「和」「輪」「環」つまり「人間関係」
逃げるごまかす嘘をつく…ダメ
●謝ることの大切さ
法律違反でない限り、ほとんどのトラブルは回避できる。
義務教育を修了し高校へ進学するのは、保護者様の思いと自らの意思(意志)。やらされている(義務)のではありません。また、法律が改正され、今年の4月1日より、成年年齢が18歳に引き上げられます。3年生の皆さんは、高校在学中に全員成年となります。自己責任が付いて回ることも忘れてはいけません。
ルールを守り、充実した高校生活を送り、その先に描いている自分の「夢」に向かって一歩一歩着実に進んでいってください。