2023年1月7日土曜日

3学期始業式、新春百人一首かるた大会

  皆さん、明けましておめでとうございます。17日間の冬休みを終え、本日より令和4年度の第3学期が始まります。3学期は短いですが、学年の締めくくりとなる重要な学期です。一日一日を大切に過ごしてください。

 コロナの感染者数が急激に増加しており、大阪モデルも赤信号が点灯しています。行動の制限が無いからといって、油断すること無く感染予防に留意して楽しい学校生活を送ってください。


 さて、一年の計は元旦にあり。と言いますが計とは何でしょうか。そうです、計画の計です。年の初めにその一年のことをじっくり考える。昨年達成できなかった目標を見直し、新たな計画を立てるのによい機会で、新年は自分を変える節目、言いかえると新年は自分を変えるチャンスであると言えます。

 皆さん、竹を思い起こしてください。竹にも節目があって、あの長い竹が折れないのは、その節が伸び縮みして、竹全体が、しなやかにたわむからなのです。人間も同じです。節のある人間は強い。簡単に折れない。新しいことを始める時はエネルギーが必要で、苦労、努力が伴うものですが、それが皆さんの人生の節になるのです。人間、努力を経験することで節が生まれ強くなっていくのです。

 パナソニックの創業者、松下幸之助の言葉を紹介します。

『 竹に節がなければズンベラボーで、とりとめがなくて風雪に耐えるあの強さも生まれてこないであろう。竹にはやはり節がいるのである。同時に、流れる歳月にもやはり節がいる。ともすれば、とりとめもなく過ぎて行きがちな日々である。せめて年に一回は、節を作って身辺を整理し、長い人生に耐える力を養いたい。そういう意味で、お正月は意義深くておめでたくて心もあらたまる。』

 それぞれの新たな目標に向かって進んで行ってください。今年一年が、皆さんにとって素晴らしい年になるよう心から願っています。 



 始業式後は、本校恒例の「百人一首かるた大会」を実施しました。今年で13回目となります。

 百人一首という日本の伝統的遊戯を通じて和歌に触れ、古典に対する興味関心、理解を深めることを目的としています。和歌は須佐之男命が初めて詠んだとされることから、本校の建学の精神である神社神道との関係が深いと言われています。

 成績発表と表彰は次回の中学校朝礼時に行います。お楽しみに。