2024年7月29日月曜日

伊勢HR合宿

 本日より中学校1年生の伊勢HR合宿が始まりました。

HR合宿という呼び方をしていますが、実質は修養学舎的な内容となっています。

23日の中で何かを得てもらいたいと思っています。

開校式ではまず、神宮崇敬会事務局長で神宮会館館長の渡邊修先生より歓迎の言葉をいただき、その後以下の内容の校長挨拶を行いました。


生徒諸君。本校は神社神道を建学の礎とする学校です。それ故に、第1学年の1学期終了後に、このようなHR合宿を、神道の原点である伊勢の地で実施することは大きな意味があります。あらためてこの合宿の意義・目的をよく理解して欲しいと思います。

1.早朝、神宮を参拝いたします。神宮の静かな深い森に入り、厳かな雰囲気の中参拝させていただきます。

ここでは、神様に「何かをお願いするのではなく」神社神道の学校で学ぶ生徒として、日本の中心である神宮の神様に、正式に挨拶し、日々見守っていただいていることに感謝してください。

2.集団行動の訓練です。そして浪速中学校での初めての宿泊行事です。各自が責任と役割を自覚し、宿泊行事の持つ意味、集団行動のルールを身につけてほしい。

3.浪速中学校での3年間をどのように生きるのか、そしてその目的を考えて欲しい。この3日間で自分の心としっかりと向き合ってください。

たった3日間ですが、3日間で人はしっかりと変わることが出来ます。有意義な3日間とするには、積極的に前向きに取り組み事が大切です。閉講式で成長した姿を見ることが出来るように願っています。

開講式後に、外宮と倭姫宮を参拝しました。倭姫宮は本校と縁が深く、同じ大正12年に出来たことと、前回の式年遷宮の折、倭姫宮の鳥居をいただき本校学院神社の鳥居として使わせていただいております。



夕食後に「総合神道」の授業を受けて本日は就寝となります。初日なのでみんな元気に楽しく学んでいました。夕食時に全員の生徒と話をしましたが、充実した内容に喜んでいました。もちろん食事も大満足の様子で、ご飯のお代わりを4杯したとか、5杯したとか言う生徒が何人もいて、ちょっとうれしい反面、おなかの具合を心配しました。ただ、今年もトマトを残している生徒が目につきましたが(笑)

明日は、すがすがしい早朝に内宮を参拝することから始まります。