2020年12月8日火曜日

道徳週間

 本校は、道徳教育を教育の柱の一つと位置づけています。平成31年度からの「道徳・教科化」に備え、平成24年度より推進チームを組織し、教員研修を積み重ねてきました。毎年中学1年生が伊勢神宮会館にて受講する、皇學館大学准教授による道徳特別授業は、10年近く継続しており、本校教員にとっても貴重な研修の機会になっています。

 さらに本校では週1時間の授業に加え、年に1週「道徳週間」と称して、朝の取り組み時間(8:20~8:40)を利用して、月曜から木曜(金曜)まで連続で道徳の取り組みを実施しています。今年は12月7日から10日まで4日間の実施で、テーマは『実感ある道徳』です。CM・歌・ショートムービーなどの映像資料を多用し、映像の持つ臨場感を生徒たちの実感につなげることで、答えが一つでない道徳的な課題に対しても積極的に考え発言し議論するような道徳へ転換していくことを目標にしています。


 4日間の教材は、

1.素直に謝りたくて〔誠実さ〕

2.もう一つの鬼退治、三太郎の出会い〔友情・信頼〕

3.見えないもの〔集団生活の充実〕

4.母と子〔家族愛〕



 試行錯誤の連続ですが、様々な取り組みを通して教員の授業力の向上を図り、浪速の道徳の確立を目指したいと思います。