2021年2月13日土曜日

名前に込められた願い

  先週、中学校入試が全て終了し、来年度の1年生の体制が確定しました。制服・体操服の採寸も終わり、今月27日の第2回新入生登校では、Chromebook購入申し込み・使用上の注意、スマホ安全教室、保健室の利用方法など、中学校生活をスタートするに当たっての諸注意・説明を予定しています。


 学校といたしましては、ご入学に向け、クラス分け、名簿の作成、担任・学年団の決定、教室・備品類の整備など万全の態勢で準備を進めて参ります。 

 さて、ご入学予定生徒一覧を見ていて気が付いたことですが、ふり仮名が無いとお名前を正しく読めない方が非常に多いのです。                                           

 最近では「〇〇夫」君、「〇〇子」さんはほとんど見かけなくなってしまいました。恒例の某生命保険会社による名前ランキングでも、令和2年は、男子は「蒼(あおい、そう、あお)」が第1位。女子の第1位は「陽葵(ひまり、ひなた、ひな)」となったそうです。 

 蒼はコロナ禍で先行きの不透明感を払拭するような清々しく開放的な名前。陽葵もやはりコロナ禍の中で明るく前向きに育ってほしいという願いが込められているのでは、というのが同社の分析です。

 このように名前にはその時代の動向や流行などが反映されることが多いですが、どの名前にも、どのように育ってほしいのかという願いが込められています。

 お預かりいたしましたお一人おひとりの生徒の名前に込められた親御様、ご家族の思いを大切にしなければ、ということをあらためて深く感じた次第です。