6月15日の本格再開から1週間が経過しておりましたが、まだ実施できていなかったのがこの「朝の取り組み」です。
本校では、毎朝8:20~8:40の20分間は「朝の取り組み」と称して、様々な学習活動を実施してきました。スタートアップ(準備)期間については、朝は主に生徒の体調確認、クラス活動、面談等を実施しておりましたが、生徒たちも通常の学校生活に慣れてきたようですし、クラブも再開しておりますので、本日よりスタートとなりました。
【実施例】
月曜日 : 朝読書
火曜日 : 視写
水曜日 : テスト対策
木曜日 : 朝読書
金曜日 : 英語多読/多聴
土曜日 : テスト対策
※テスト対策は漢検対策、英検対策など、時期に応じて内容が変わります。
さて、この中で火曜日実施の「視写」は、本校が10年以上取り組んでいる学習で、新聞コラムや文学作品、また教科書の一節等を、単に「視て」「写す」だけなのですが、意外と大きな学習効果が期待できるのです。(朝日新聞の天声人語は専用の「視写ノート」が準備されています)
文科省のホームページには、視写の効果として次のように紹介されています。
- 集中力を付ける。
- 字が上手になる。
- 文章表現の技法を覚える。
- 表記のルールを覚える。
- 暗誦や記憶に役立つ。
本校では、視写課題として1文を与えるだけですが、文科省の指導案では、いくつかの視写課題の中から、例えば「(自分が発表の時)真似したい」文を選んで視写を
させ、さらに選んだ理由をまとめさせることで、主体的に読む力が育つ。と述べられています。本校でも検討したいと思います。
本日放課後、8月実施予定の“English Camp”参加者選考テストを実施しました。キャンプでは、習熟度別クラスを編成しますので、今日のテストは中1~中3全員同一問題です。様子を見に行ったところ、何とオンラインテスト! 採点集計等もあっという間だそうです。結果が気になるところです。