2020年9月18日金曜日

働きアリの法則を打ち破ろう

  アリと言うとよく動き回る働き者というイメージがありますが、実は、全部のアリがせっせと働いているのではないそうです。何と、働かないアリもいるのだそうです。物の本によると、一生懸命働くアリは全体の2割、普通に働いているアリが6割そして残りの2割はサボっているとのこと。更に不思議なのは、一生懸命働くアリだけに絞ると、全員が働くかというとそうではなくサボるアリが出始め、全体としてはまた2:6:2の割合になる。逆にサボりのアリだけに絞ってみても、よく働くアリが現れ、やはり全体の割合は2:6:2になるとのことです。

 これは、人間社会、もちろん学校生活にもあてはまるようで、例えば学校で新しい試みを始めたとしても、率先して頑張る生徒が2割、指示されればそれなりに動く生徒が6割、協力しない生徒が2割になってしまうといいます。

 なぜこの話を? 10月10日の体育大会、2:6:2で良いのか生徒の皆さんに問いたかったからです。体育大会は3学年縦割りで、全校生徒340人で創り上げる一大学校行事です。2割の生徒たちだけが一生懸命でよいのでしょうか。少しでも真剣に頑張る生徒が増えれば、2:6:2が6:2:2になり、大会は見違えるようなものになるでしょう。そして究極10:0:0を目指そうではありませんか。

 コロナ感染予防のため、今年は今まで通りという訳にはいきません。皆さんの安全を第一に考え無観客とし、競技も安全なものに変更して行います。しかし中止ではありません。

 親御さんに見てもらえないことや騎馬戦がなくなったことを残念がるのではなく、伝統を受け継ぎ、今年も体育大会を開催できることに誇りを感じて欲しいと思います。 

 全校生徒一致団結、練習にも真剣に取り組み、盛り上げていきましょう。カッコいいダンスと空手演武、楽しみにしています!