2021年6月14日月曜日

6月の中学校朝礼

  ようやく緊急事態宣言の期限まで残り1週間となりました。ただ、たとえ21日に解除されたとしても決して「もう大丈夫」なのではありません。ワクチンもまだ行き渡っておらず第5波の可能性もあり、大阪府の吉村知事も、解除されたとしても「まん延防止等重点措置」の適用を検討されているようです。皆さん、当分の間は今まで通りマスク、手洗い、換気など基本的な予防対策を継続してください。

テニス部大阪市春季大会 女子団体・優勝

テニス部大阪市春季大会 女子シングルス・優勝

テニス部大阪市春季大会 男子団体・優勝

剣道部大阪市春季大会 団体・3位

 さて、1学期後半に入り、悪口や暴言などが原因での生徒間トラブルが起こりました。学校は多くの生徒がいわば “集団生活” をしている所ですので、時にはいざこざも起こります。またあってはならないことですが、気付かないうちに、心無い発言で人を傷つけてしまうこともあるかもしれません。しかしながら、相手が嫌がるのをわかっていて、わざと人を傷つけるようなことを言うのは理解に苦しみます。自分がされたり言われたら嫌なことは、絶対に人にしたり言ったりしてはいけません。

 水の入ったA,B2つのボトルがあります。Aのボトルには「ありがとう、うれしい、友情、思いやり、きれい」などの言葉をかけ続けます。一方Bのボトルには「嫌い、死ね、むかつく、きたない、戦争」などの言葉をかけ続けます。さて、一定期間経った後、ボトルの中の水はどうなると思いますか。Aの水は腐りにくく,Bの水はすぐに腐ってしまうらしいです。科学的に証明された現象ではありませんが、水も言葉を聞き分けて反応しているのかもしれません。

 ところで、人の身体は例えば子どもでは70%は水でできています。ということは、ボトルBのように嫌な言葉を発言したり浴びている人は、身体も心も荒んでしまい、ボトルAのように日頃からきれいな言葉を発している人、きれいな言葉を浴びている人は、身体も心も健康でいられるのです。これは音としての言葉に限りません。メールやラインの言葉も同じです。皆さん心当たりはありませんか?優しい言葉で元気を取り戻したこと。酷い言葉に傷つき体調まで悪くなったこと。皆さんはもう中学生です。自分の発する言葉には十分気を付けるようにしてください。

母の日作文 特選・入選