2020年10月20日火曜日

教育実習が始まっています

  12日より教育実習が始まっています。浪速中学校卒業生4名を含む10名の卒業生が3週間の実習に臨んでいます。

 本校では例年6月に実習生を受け入れておりましたが、コロナ禍による学校休業のため10月受け入れとなりました。

 今年は学校休業が長期に及んだため、どの学校も「生徒の学びを保障すること」に重点を置いた教育活動を実施しており、従来通り教育実習生を受け入れることが困難な状況も生まれています。そのため令和2年度に限った特例として教員免許法が改正され、教育実習の全部又は一部を大学での実習で代替可能等の措置が取られています。

 ただ、学校現場での実習を通してしか得られない体験もあり、実習生の皆さんにとってこの3週間が充実したものになることを期待します。


 ともあれ、卒業生が我々と同じ教師という職業を志してくれるというのは本当にうれしいことです。

 大阪府教育長の言葉ですが、「仕事を英訳すると、“Labour(他者から強制される仕事)” “Work,Task(一定の報酬を得ながら、自分の意志で選ぶ仕事)” “Calling(自らの喜びとできる、天職)” がありますが、教員という仕事は限りなくこの “Calling” に近づくことのできる仕事だと考えています」

 その通りだと思います。辛いこともありますが、その何倍もの喜びがあります。教育実習は教職への第一歩です。

 実習期間中、しっかり学んで、そしていっぱい感動して、教育に対する想いをさらに熱くしてほしいものです。