2020年5月20日水曜日

レクリエーション

 休業が長期にわたり、生徒たちもかなりのストレスを抱えていることと思います。悩みや困っていることなど生徒たちの声に耳を傾けるため、先日全校生徒を対象に「生活に対するアンケート」を実施しました。

 集計の結果、「悩んでいること」について多数を占めた回答は、どの学年の生徒もほぼ共通でしたが、1年生だけが突出して高い数値であった回答が「友人関係」でした。
 登校日を設けてはいますが、クラスを分割していますので、クラスメート全員が教室に揃うことはありませんし、校外学習・体力測定・文化部発表会・多聞尚学館でのオリエンテーションなど、学年・クラス単位の行事がことごとく中止になる中、「友人関係」で不安を抱く1年生が多いのもうなずけることです。

 今日は、学年チーフ先生の要望もあり、少しでも生徒間の“友だち作り”、担任先生方の“クラス作り”の助けになればと、1限目は全クラスともグラウンドでのレクリエーションとし、自己紹介やミニゲームなどのクラス活動を実施しました。
 初めて人工芝グラウンドに入る生徒も多く、第一声は「広い!」。あちこちで生徒たちの笑い声があがっていました。

 次の時間は「クラブ紹介」。本来なら入学式翌日に全校生徒にて実施する行事ですが分散登校期間ですので今日は担任・副担任先生による紹介。本校のクラブ加入率は90%以上あり、すでに入部クラブを決めている生徒も、そうでない生徒も真剣に見入っていました。


 3年生たちが、1年生のために「歓迎動画」を作成してくれたとのこと。1年生も大喜び。このような学年の枠を越えたつながりが本校の良いところ“good school”たるゆえんででしょうか。


 さあ明日から1週間はオンライン授業週間、規則正しい生活で学校再開に備えよう。